高校生の新課程数学Cについて

鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!

新課程による大学入試まであと1年となってきました。

今回はその中でも変則な入試形態が話題の数学Cについて説明していきます。

まずはわかりやすく旧課程と新課程の比較表をまとめてみます。

数学学習内容新旧比較

旧課程(2021年4月入学生まで)

数学Ⅰ数と式
図形と計量
二次関数
データの分析
数学Ⅱいろいろな式
図形と方程式
指数関数・対数関数
三角関数
微分・積分の考え
数学Ⅲ平面上の曲線と複素数平面
極限
微分法
積分法
数学A場合の数と確率
整数の性質
図形の性質
数学Bベクトル
数列
確率分布と統計的な推測

新課程(2022年4月入学生以降)

数学Ⅰ数と式
図形と計量
二次関数
データの分析
数学Ⅱいろいろな式
図形と方程式
指数関数・対数関数
三角関数
微分・積分の考え
数学Ⅲ極限
微分法
積分法
数学A図形の性質
場合の数と確率
数学と人間の活動(整数の性質を含む)
数学B数列
統計的な推測
数学と社会生活
数学Cベクトル
平面上の曲線と複素数平面
数学的な表現の工夫

まず数学Cは復活したと言われていますが、昔の数学Cとは大きく異なっています。

以前の数学Cは「行列」や「平面上の曲線」が主な学習内容でした。

「平面上の曲線」に関しては数Ⅲに移りまた数Cに戻ってきました。

ただ、ここで言いたいのはベクトルに関してです!!

ベクトルは物理でも利用する重要な項目であるため、入試も変則になってしまいました。

共通テストは

となり、各大学の独自入試でも

などのように変更になりました。

市販の有名な問題集である基礎問題精講も

このように変則な構成になっています。

つまり理系進学を目出している生徒にとって数学Cは必須になるといってもいいでしょう。

一般入試を視野に入れている生徒は、これまで以上に予習を早めに行っておきましょう。

繰り返しになりますがまずはベクトルをしっかり押さえておきましょう。

大桜塾では学年を越えての予習も可能です。いち早く新入試に向けての予習をしたい方のお問い合わせをお待ちしております。

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