令和6年度千葉県公立高校入試のサンプルが公表されました

鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です! 

何度かに渡って紹介している令和6年度入試の改訂に関して、とうとう全教科サンプルが公表されました。

詳細はこちらのリンクよりご覧ください。

それでは各科目簡単に特徴を紹介していきます。

国語

 記号で答える問題がマークに変わっただけなので大きな変化を感じないような内容になっています。個人的な感覚になってしまいますが、解答用紙の裏面を利用するためかもしれませんが、解答用紙をパッと見ると解答数が少なく感じ、時間的な余裕を感じてしまうのではないかと思いました。これまでの解答用紙であればどれくらい問題を解き進めたかが把握しやすくなっていますが、新しい解答用紙では進捗も把握しにくいため注意が必要だと思われます。

数学

 作図、証明以外はすべてマークでの解答になるのかもと思っていましたが、最初の計算3問はどうやら記述のようです。そのため注意すべき点は解答が分数になる問題だとおもわれます。普段分数は「●分の▲」と分母から読みますが、マークは分子➡分母の順番で答えるため、センター試験などでもたまに間違えてしまう人がいます。また、答えが負の分数になる場合はマイナスの記号は分子に書くことが基本となりますので、分数問題に関してはルールと解き方の確認をしておくべきでしょう。

英語

 英語も国語同様記号で答える問題がマークに変わっただけなので大きな変化を感じないような内容になっています。注意すべき点は並べ替え問題のマークだと思われます。記述式であれば同じ記号を2度書いてしまうことはほとんどありませんが、マーク式では一度選んだ記号を再度マークしてしまうミスが増えると考えられます。一度マーク欄外に記入すべき記号を書いておくなどの工夫が必要だと思われます。

理科

 全教科の中で一番変化している様子が少なく感じる科目だと思われます。記号問題がマーク解答に変わっただけで、その他特に注意点などはないように見受けられます。

社会

 社会は英語同様並べ替え問題に注意が必要となります。一方サンプルの通りの解答になれば、文字数指定の問題に関してはミスが減ると思われます。実際に文字数の指定があるにも関わらず、(問題をしっかり読まず)文字数を無視した解答をしてしまうことが一定数ありました。ここに関しては、欄を外れて書くことはまず考えられないため、メリットになるかもしれません。

以上となります。

 すべての問題に共通して言えますが、マークでの解答欄が並んでいる個所は、解答個所を間違えないように注意が必要です。対策としては一つずつマークしていくのではなく、一旦問題用紙に記入してまとめてマークしたほうがいいかもしれません。もしわからなくて後回しにしてしまった問題が出てきた場合に、マークミスが増えると考えられます。

千葉県公立高校入試ついてはこちら➡千葉県高校入試

大桜塾では千葉県の入試のご相談なども受け付けています。入試に向けて早めの対策が必要となりますので、受験学年以外のお問い合わせもお待ちしてます。

お気軽にお問い合わせください043-420-885315:00 - 21:00 [ 土日除く ]

お問い合わせ