令和6年度千葉県公立高校入試について②

鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です! 

今回は前回に続き、令和6年度の入試の改善案について現時点で出ている発表内容をまとめてみました。

※実際のサンプルなどがまだ出たわけではないため、現時点(8/18)でわかっている情報となります。

発表された改善策

改善策①・・・学力検査問題の解答方法は、短答を含む記述式とマークシート式の併用型とする。

改善策②・・・記述式部分の採点は、デジタル採点システムにより、別の採点者がそれぞれ採点を行った後、結果を突き合せて確認を行う。

改善策③・・・合否のボーダーライン付近の答案点検を実施する。

改善策④・・・採点・点検を行うための臨時休業日を追加で設定できるようにする。

改善策⑤・・・採点・点検は、原則として全ての学校において同一の方法で行う。

の5つが発表されました。

この中で受験生に直接影響してくる項目は①と⑤になります。

まずマークシート式が含まれることによる解答方法の対策が必要になります。答案は専用機で読み取り、選択問題(マーク部分)については自動採点となるため、機械に正確に読み取られるような解答が必要となります。また、これまでよりも解答に時間もかかると予想されます。
「マークシートの塗りつぶしミス等の確認を行う」ともありますが、人為的な判断が入ると本末転倒になる気もします。

次に⑤の対策ですが、これまでの「採点基準の細部については各学校で定める」と表記されていた問題に影響が出る可能性が予想されます。もし影響が出た場合は学校によっては昨年までより採点が厳しくなったり、逆に甘くなったりする可能性も考えられます。※あくまでも予想です。

いずれにせよ早くサンプル問題が出される必要があります。数学の計算問題も解答を選ぶタイプの問題になるのか、採点ミスを減らすために記述が減るなど様々な可能性が考えられます。

また詳細が出たらまとめていこうと思います。

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