令和5年度千葉県公立高校入試平均点
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!
先日令和5年度千葉県公立高校入試の平均点が発表になりました。
令和5年度平均点
入試年度 | 国語 | 数学 | 英語 | 理科 | 社会 | 5科 | |
2023年度 | R5年度 | 47.9 | 47.0 | 47.6 | 60.7 | 54.5 | 257.7 |
前年に比べて合計は10点ほど下がっている(266.7⇒257.7)ので、難化したという結果です。
それでは各科目に関して比較をしていきましょう。
国語 前年47.7 ➡ 47.9 とほぼ変化はありませんでした。
数学 前年51.5 ➡ 47.0 と4.5点下がっていました。数学は配点が大きいので計算問題約1問分の下降です。
英語 前年58.7 ➡ 47.6 と11.1点の大幅下降。問題数で言うと約4問分の差になります。
理科 前年52.7 ➡ 60.7 と8点の大幅上昇。こちらも約3問分の差になります。
社会 前年56.3 ➡ 54.5 と数点の下降。約1問分変わるかどうかです。
5科目中3科目で平均点が下がっていて、理科の上昇分はあれど、英語の下がり方が非常に影響を与えた年となっています。
英語は英作文のパターンが変わったことに注目されていますが、1問1問の難易度が上がっている個所が多く見受けられました。(次回以降のblogで解説)
数学に関しては約5点下がったことも気になりますが、とある問題の正答率がとんでもないことになっていたため、全体的に少し難しく作られていたのだと思います。
最後に過去の平均点推移に関してまとめてみました。前期後期制が始まった年からの13年間で比べてみると、過去4番目に低い年だったという結果でした。
令和4年度~平成23年度平均点推移
入試年度 | 前期後期 | 国語 | 数学 | 英語 | 理科 | 社会 | 5科 | |
2022年度 | R4年度 | - | 47.7 | 51.5 | 58.7 | 52.7 | 56.3 | 266.7 |
2021年度 | R3年度 | - | 52.8 | 59.3 | 61.7 | 54.6 | 57.7 | 286.2 |
2020年度 | R2年度 | 前期 | 46.0 | 51.4 | 54.6 | 48.8 | 60.7 | 261.6 |
2019年度 | H31年度 | 前期 | 54.2 | 54.5 | 53.6 | 60.6 | 56.6 | 279.6 |
2018年度 | H30年度 | 前期 | 63.2 | 58.5 | 59.7 | 60.0 | 52.9 | 294.3 |
2017年度 | H29年度 | 前期 | 60.8 | 51.4 | 53.7 | 56.4 | 53.8 | 276.1 |
2016年度 | H28年度 | 前期 | 57.0 | 47.4 | 50.3 | 46.3 | 56.6 | 257.5 |
2015年度 | H27年度 | 前期 | 48.5 | 46.9 | 55.9 | 57.1 | 58.1 | 266.5 |
2014年度 | H26年度 | 前期 | 52.3 | 52.6 | 54.2 | 43.9 | 48.8 | 251.9 |
2013年度 | H25年度 | 前期 | 44.7 | 46.5 | 50.6 | 45.5 | 44.9 | 232.3 |
2012年度 | H24年度 | 前期 | 48.7 | 43.2 | 54.2 | 57.7 | 54.6 | 258.4 |
2011年度 | H23年度 | 前期 | 47.1 | 48.8 | 52.1 | 58.6 | 52.2 | 258.9 |
次回以降は科目ごとにより細かく問題分析をしていきたいと思います。