共通テスト推移【2021年度~2023年度】
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!
先日令和5年度(2023年度)共通テストの平均点が発表になりましたね。
去年は数学の問題内容、平均点の低さに注目が集まりましたが、今年もいくつかの科目で物議を醸しています。
そんな共通テストですの推移を見ていこうと思います。
まずは受験者数について見ていきます。
共通テスト受験者数推移
※2021年度は1/30,31実施分を抜いてまとめてあります。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
482,546 | 487,469 | 471,313 |

2021年と2022年では2021年のコロナ影響を加味するとほぼ受験者は変わらず、2023年になると1万人以上受験者が減り、共通テスト離れの可能性が出てきています。
次にセンター試験との比較を行ってみました。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
554,212 | 546,198 | 527,072 | 482,546 | 487,469 | 471,313 |

センター試験も年々受験者は減ってきていましたが、共通テストに変わった年に一気に約45,000人も減少しました。コロナの影響とも言えますが、2022年の数字から見ても、センター試験に比べて受験者は大きく減っているのではないでしょうか。
次に平均点について見ていきましょう。
2021年度~2023年度科目別平均点
※全教科100点満点に換算しています。
科目 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
国語 | 58.75 | 55.13 | 52.87 |
世界史B | 63.49 | 65.83 | 58.43 |
日本史B | 64.26 | 52.81 | 59.75 |
地理B | 60.06 | 58.99 | 60.46 |
現代社会 | 58.4 | 60.84 | 59.46 |
倫理 | 71.96 | 63.29 | 59.02 |
政治・経済 | 57.03 | 56.77 | 50.96 |
倫理、政治・経済 | 69.26 | 69.73 | 60.59 |
数学 Ⅰ ・ 数 学A | 57.68 | 37.96 | 55.65 |
数学 Ⅱ ・ 数 学B | 59.93 | 43.06 | 61.48 |
物理基礎 | 75.1 | 60.8 | 56.38 |
化学基礎 | 49.3 | 55.46 | 58.84 |
生物基礎 | 58.34 | 47.8 | 49.32 |
地学基礎 | 67.04 | 70.94 | 70.06 |
物理 | 62.36 | 60.72 | 63.39 |
化学 | 57.59 | 47.63 | 54.01 |
生物 | 72.64 | 48.81 | 48.46 |
地学 | 46.65 | 52.72 | 49.85 |
英語(リーディング) | 58.8 | 61.8 | 53.81 |
英語(リスニング) | 56.16 | 59.45 | 52.72 |

比べてみると教科によってはバラツキが大きいものもあるので、対策が難しいところです。
実は共通テストに変わり3年しかたっていませんが、来年度を最後にまた変更になります。それは新指導要領のため教科書変更があり、科目も一部変更がでてしまいます。
このことに関しては今度お話ししようと思います。