千葉県公立高校入試分析【2021年度】

鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!

千葉県の公立高校入試の分析の第3回目。2021年度入試について分析していきます。

国語

この年はまんべんなく正答率の高い問題が分散しています。また、2022年度と同じく古典の正答率が高いところが特徴です。一方漢字の書きは半分以上が正答率が40%台以下とよくありません。あくまでも漢字自体は小学校までに習ったものですが、読み方と漢字が結びついていないため正答率が低くなっています。

数学

2022年度より構成が変わってしまったため比べにくいところですが、大問1の計算分野はどれも正答率が高く、これだけで30点になります。また大問3以降の最初の問題の正答率が高いところは傾向が変わっていません。またこの年は正答率が高い問題も多く、そのため平均点も高くなっています。

英語

英語に関しては2021年度もまんべんなく正答率の高い問題が分布しています。また正答率が50%未満の問題が6問しかなく、平均点も60点を超えています。更にリスニングは11問中6問が正答率70%以上となっており、点数にすると18点分になります。いかにリスニングの出来が結果につながるかわかりやすい年度だと言えます。

理科

2021年度は地学・物理に難しい問題が集中している年となりました。またこの難しい問題のほとんどが35%以下の正答率となっており、特に大問2で時間をかけすぎてしまった場合は時間が足りなくなる人もでてきたと予想されます。

社会

2021年度はまんべんなく正答率の高い問題が分布していて、分野の偏りもありません。新型コロナウイルスの影響で、公民分野が削減されているため単純に比較できない年ではありますので、過去問を解く際はあくまでも参考程度と捉えておく必要があります。

今回は以上です!次回は2020年度の分析を行っていきます。