ムーンライト計画
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!
前回「サンシャイン計画」について紹介しましたが、今回はこの計画とも深い計画のある「ムーンライト計画」について紹介します。
ムーンライト計画とは
利用されない排熱等をわずかでも有効に利用する、月の光までも有効利用しようという考えからネーミングされ、サンシャイン計画とは異なり省エネルギー技術の開発を目的として1978年に計画されました。具体的にはエネルギー転換効率の向上、未利用エネルギーの回収・利用、エネルギー利用効率の向上等エネルギーの有効利用を図る技術の研究開発などがあげられます。
結果としては
廃熱利用技術システム
電磁流体(MHD)発電
高効率ガスタービン発電
汎用スターリングエンジン
新型電池電力貯蔵システム
スーパーヒートポンプエネルギー集積システム
燃料電池発電技術
超電導電力応用技術
セラミックガスタービン
分散型電池電力貯蔵技術
の各技術についての成果が上げられています。
「サンシャイン計画」「ムーンライト計画」などが新エネルギー、省エネルギー、地球環境に係る技術には重なる分野が多いことから、エネルギーや地球環境分野の技術開発を総合的に推進するニューサンシャイン計画が1993年に発足しました。この計画は2000年に終了しましたが、その後もエネルギー基本計画等に基づいた政策が展開されています。
いかがだったでしょうか?現在のSDGsのように身近な内容ではなかったかもしれませんが、約50年前から日本では新エネルギーや環境問題に対して対策を行い結果も出してきていたのです。
今後さらなる結果を成果がでていくと信じています!