千葉県の小話
今回は千葉の地名について紹介しようと思います!
電車の新京成線に乗っていると数字が付いた駅名を見かけますが、これにはちゃんとした意味があるのをご存じでしょうか?
実はこれは明治初期に開墾(入植)された順番が地名になっていて、全部で13ヵ所あります!
それぞれ
初富・二和・三咲・豊四季・五香・六実・七栄・八街・九美上・十倉・十余一・十余ニ・十余三
となっています!それではより細かく見ていきましょう。
1番 初富(はつとみ)・・・鎌ケ谷市⇐新京成線
2番 二和(ふたわ)・・・船橋市⇐新京成線
3番 三咲(みさき)・・・船橋市⇐新京成線
4番 豊四季(とよしき)・・・柏市⇐東武野田線
5番 五香(ごこう)・・・松戸市⇐新京成線
6番 六実(むつみ)・・・松戸市⇐東武野田線
7番 七栄(ななえ)・・・富里市
8番 八街(やちまた)・・・八街市⇐JR総武本線
9番 九美上(くみあげ)・・・香取市
10番 十倉(とくら)・・・富里市
11番 十余一 (とよいち)・・・白井市
12番 十余二 (とよふた)・・・柏市
13番 十余三 (とよみ)・・・成田市
こうみると非常に広い範囲にわたって開墾が進んでいったことがわかりますね。
また千葉県内でも独特の読み方の地名も多く、県外の人は初見では読めない(県内の人でも無理か・・)ですね!
新京成線の流れだと八柱も入るように見えますが、「八柱(やはしら)」は八つの村が合併して各々がその柱になったことからつけられたそうで関係なかったんです。
地名にはそれぞれ意味があると言われていますが、複数の場所にまたがって関係のある地名というのも興味深いですね!