イオン化傾向
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!
昨日の化学ネタに続いて、今日はイオン化傾向の話をしていきます!
先にイオン化傾向の語呂合わせ・・・
リッチに貸そうかな まああてにすんな ひどすぎる借金
Li(リッチに)K(貸そう)Ca(か)Na(な)Mg(ま)Al(あ)Zn(あ)Fe(て)Ni(に)Sn(すん)Pb(な)H(ひ)Cu(ど)Hg(す)Ag(ぎる)Pt(借)Au(金)
これは陽イオンのなりやさ順(イオン化傾向の大きい順)に並べたもので、イオン化傾向は
Li>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>H>Cu>Hg>Ag>Pt>Au
の順番になります!
つまりこの中ではLiが最もイオンになりやすく(Li→Li+)、Auが最もイオンになりにくいということがわかります。
イオン化傾向が大きいものは空気中に置いておくだけでどんどん反応してしまうため、石油中に保存するなどの対策が必要とされています。
またこのイオン化傾向は電池に利用されていて、2つの金属が離れれば離れるほど大きな電圧を得ることができます!
また金属アレルギーの原因は金属がイオン化して皮膚のたんぱく質と反応してしまうことが原因だと言われています。
つまりイオン化傾向の低い「金」であれば金属アレルギーを発症しにくい可能性があるので、「私金属アレルギーなんだ」と言えば高級な純金製のプレゼントがもらえるかもしれませんね(笑)