勉強とは
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です。
今回は「勉強とは何なんだ?」を考えてみました。
たぶん、曲解したとらえ方での考えだと思いますので、その辺はご容赦ください!
勉強って?
勉強とはどんな意味があるのでしょう?意味を調べてみました。
べん‐きょう〔‐キヤウ〕【勉強】
[名](スル)
1 学問や技芸などを学ぶこと。「徹夜で勉強する」「音楽を勉強する」
2 物事に精を出すこと。努力すること。「何時までもこんな事に―するでもなし」
3 経験を積むこと。「今度の仕事はいい勉強になった」
4 商人が商品を値引きして安く売ること。「思い切って勉強しておきます」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
引用:コトバンク デジタル大辞泉「勉強」の解説
1の意味が世間一般的に広く使われている勉強の意味ですね。学校に通って勉強する意味の一番はここだと思います。
2は意外な意味かもしれません。勉強するときにもちろん精を出したり努力が必要だったりしますが、「勉強に精を出す」や「勉強の努力」などと使っている人も多いと思います。そもそも勉強は精を出したり努力をするものなんですね。
3は社会人がよく使い、子供たちは意味を知らないんではないかと思います。経験をして知識を身に付けるような意味で使っているような気がします。
4の意味については最近聞かなくなった気がしますが、値引き交渉の時に使われたりしますね!店員さんが「お勉強させていただきます」と言ってくれた時に意味を知らないと、場がしらけてしまそうですね(笑)
このように意味を調べてみると、子供たちは1~3までの勉強の意味が大切ですね!
1は当然ですが、3の勉強することとは経験を積むことであるということは、子供にとっても良い意味だと思います。
そして一番知ってほしい意味は2ですね。勉強はただやるのではなく、精を出して努力をしてほしいですね。
ただここで1つ疑問な事は1の意味の「学ぶこと」というフレーズです。さて、「学ぶ」とはどういうことなんでしょう。
学ぶとは
改めて「学ぶ」とはどういうことかと考えてみると、自分自身正確な意味を把握できていないことに気が付きました。さて、学ぶとは・・・
まな・ぶ【学ぶ】
[動バ五(四)]
1 勉強する。学問をする。「大学で心理学を―・ぶ」「同じ学校で―・んだ仲間」
2 教えを受けたり見習ったりして、知識や技芸を身につける。習得する。「よく―・びよく遊べ」
3 経験することによって知る。「苦労して人間のすばらしさを―・んだ」
4 まねをする。
引用:コトバンク デジタル大辞泉「学ぶ」の解説
という意味があるそうです。
1の意味から勉強=学ぶという意味になってるんですね。世間一般もこの意味が一番強いのではないのでしょうか。
2の意味も前半部分は一般的な意味で通っている気がしますが、身につけたり習得したりするという意味までしっかり把握しているでしょうか?英語の「Learn」の意味から考えるとしっくりきますね!
3も一般的かなと思います。学ぶ=知ると解釈することも多くありますね。
一番興味深く意外だったのは4の意味です。学ぶ=まねをするとまでは結びついている人は少ないのではないでしょうか。
つまり「学ぶ」という意味を全て合わせて考えると、勉強や経験から知識を身につけ(習得し)、まねしていくことが学ぶことだととらえることもできますね!
まとめみると勉強とは「学問に精を出して努力をし、経験することで知識を身につけ(習得し)、まねできるようにする。」ことだと結論付けてみました。
つまり勉強は「講義や話を聞いた!」「問題を解いた!」だけでは完成ではなく、努力してまねできるように学問を身につけることができて勉強したと言えるのかもしれません。
ただただ話を聞いたり、問題を解いただけで終わらないように、子供たちにはそれを自分のものにしてほしいと思います!