令和8年度(令和7年度実施)以降千葉県公立高校入試「国語・調査書」改善について
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!
2024年12月18日に千葉県公立高校入試に関して、令和8年度以降の改善点が発表されました。
改善内容に関して1つずつ整理していこうと思います。
令和8年度入試変更点(現中学2年生対象※2024年度)
調査書の次の4項目が削除になります。
・総合的な学習の時間の記録
・出欠の記録
・行動の記録(第3学年)
・総合所見
この4項目のうち出欠の記録と行動の記録に関して、現在多くの高校が欠席日数と行動の記録では審議対象の基準を設けています。
そのためこの2項目の撤廃により受験生の受験校の幅が広がっていくのではないかと考えられます。
令和9年度入試変更点(現中学1年生対象※2024年度)
・国語の試験の聞き取り項目の廃止
これまで国語は試験の冒頭に10分弱の聞き取り問題(8~10点分)が必ずありましたが、「聞き取り」に代わり「話し合いの場面等を設定した文章による出題」に変更となる見通しです。
また全国的にも、国語で聞き取り検査を行っている都道府県は3県しかなく、以前より廃止のうわさが流れていました。
この変化によって冒頭の時間拘束がなくなる分、次回配分や問題の取り組み方に影響が出ると考えられます。