高校評定平均値
鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!
今回は高校生の成績で重要な要素の評定平均値について紹介していきます。
高校の成績表(通知表)評価の扱いは中学とは異なり、合計点ではなく平均値で求めていきます。
これは高校1年~3年までの間、全員が同じ科目の授業を受けるわけではないためです。
【通知表の数値の出し方】
まず高校の場合、中学のように1~5の数字が直接出てくるわけでなく、100点満点の点数が成績表に記入され、自分で1~5の評価に変換する場合がほとんどです。
一例ですが、よく使われる成績分布はこのようになっています。※学校によって点数の幅が異なります。
0~29点 | 30~44点 | 45~64点 | 65~79点 | 80点以上 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
それでは実際に計算をしてみましょう。
国語総合…3
数学Ⅰ…4
数学A…5
英語表現…3
コミュニケーション英語…3
化学基礎…4
生物基礎…5
世界史B…3
保健…4
体育…5
家庭科基礎…2
芸術…4
評定平均値=(3+4+5+3+3+4+5+3+4+5+2+4)÷12=3.75
となります。
つまり各教科の合計を出して、教科数で割る。ただの平均の計算です。
この数値で大学入試の推薦が取れるかどうかが決まります。
実際は3年までと言っても、推薦系の入試は9月から始まるため、高1~高3の7月までの成績で算出します。
各教科の評価を上げるために
たいていの学校ではテスト8割・課題等2割の基準となっています。社会科などではテスト7割・課題等3割の場合もあります。つまり、
テストの平均点×0.8+課題等の点数20点
で成績が出ます。
中学校とは異なり、テストの成績でほとんどが決まってきます。だからと言って授業中の様子をおろそかにしてはいけません。ここでは詳細な理由は言えませんが、テストの点数が常に高くても5を取ることができなかった生徒も数多くいます。
とはいえ推薦で大学入試を考えている方は、1年生からテストの点数をしっかりとっていきましょう!