血液型

今回も前回に引き続き血液に関する話です!

実は血液型決定のルールに関しては、高校生物の問題でも出題されます。

また実際の血液型はかなり細かく分類されるそうですが、今回は入試の基本レベルまでで扱われる「ABO型」に関して説明します。

血液型は最初 A・B・C型 の3つに分類されました。

その後A型、B型の抗原物質をもっている血液型のAB型が発見されました。

そこから、C型は「AとBのいずれの抗原物質ももたない」という意味で「0型」"ゼロ"型と変わりました。

しかしいつの間にか「0(ゼロ)」が英字の「O(オー)」と間違えられるようになり、「O(オー)」の方が普及してしまい「O型」となり、今の血液型の分け方に決定されました。

また子供に表れる血液型は以下の表で基本的には決まります。(※一部例外もあるそうです。)

メンデルの遺伝の法則に従って遺伝していき、AとBの遺伝子が優性でOの遺伝子が劣性となります。(※現在は優性劣性という言葉は顕性と潜性という言葉に変わってきています。)

ちなみによく行われる血液型占いは日本独特のもので、海外ではほとんど考えられないものだそうです!