アルカリ性

鎌取・おゆみ野・誉田の学習塾 大桜塾です!

夏休み理科の勉強をしている高校受験生は多いと思います。

その中でよく出てくる「アルカリ性」という言葉。

物質は酸性とアルカリ性と中性があり、アルカリ性はBTB溶液を青色に変化させ、リトマス氏は赤を青に変える。

代表的なアルカリ性の物質はアンモニア水、水酸化ナトリウム液、重そう(炭酸水素ナトリウム)液、せんたく石けんなど。

などの説明がされているかと思います。

ただ大学受験生は「酸性と塩基性」という言葉で勉強をしていて、アルカリという言葉がほとんど出てきません。

それではアルカリ性と塩基性はどうちがうのでしょう?

アルカリ性という言葉の方が勉強を離れてもよく聞きますが、実は

塩基の中で「水に溶けた物」を「アルカリ」といい、その水溶液の性質を「アルカリ性」という。
塩基は、水に溶けていないものも含んでいる。

という事なんです。

基本は酸・塩基(・中性)でアルカリは塩基の一部と言っていいのかもしれませんね。

中学では基本水溶液ばかりで考えるため、アルカリ性という言葉で考えていきます。

それが高校内容に入っていくと水溶液以外でも物質の性質を考えていくため、「アルカリ」という言葉から「塩基」に変わっていきます。

ただ高校受験では「アルカリ」で勉強していきましょう!